こんにちは。ゆきねこです。
Q.北海道で一番旨い酒は何でしょうか?
この問いに多くの道産子は
A.「サッポロクラシック!!」
と答えます。
北海道に観光に来た人なら一度は名前くらいは聞いたことがあるでしょう
「サッポロクラシック」
聞いたことあるけど、そんなに美味しいの?
国内どころか、海外でもとっても高く評価されている素晴らしいビールなんだ
今回はお酒レビューシリーズ第1弾ということで、
北海道土産のド定番 サッポロクラシックがどんなお酒なのか主観も交えつつ紹介していきます!
サッポロクラシックの特徴は?
サッポロクラシックはサッポロビールが北海道限定で発売しているビールです。
白のパッケージに煌々と輝く金色の星を見たことがある人も多いのでは?
北海道に住んでいる方は
サッポロビール=黒ラベルのイメージが強いと思いますが、
道民にとっては
サッポロビール=クラシックなのです。
ただし、”北海道限定”ということで飲んだことが無い人も多いはず。
個人的な感想としては、とにかく飲みやすくて癖のないけど味がしっかりしたビールだと思います。
そこでサッポロクラシックの基本情報から特徴を紹介します。
サッポロビールの公式HPを覗いて見ると、以下のようなことがわかりました。
- 主原料は北海道産大麦、ホップのみ 副原料なし
- 「ファインアロマホップ」という道産の特別なホップを使用
- ドイツの伝統製法「ホッホクルツ(高温短時間仕込)製法」
これだけではどんな味か全然わからないよ
飲んだことがある人でもわからない言葉が多いね。
どんな味か解説するには慣れ親しんだビールの味と比べるのが一番!ということで、
サッポロビール製の他のビールと味を比べていきます。
比べるのはずばり、
サッポロ黒ラベル & エビスビール
です!
他製品との比較! vsサッポロ黒ラベル&エビスビール
まずはグラスに注いでみよう
ででん!
こうやって並べてみると壮観ですね。
実際にグラスに注いでいきましょう。
(注ぎ方下手くそでゴメンナサイ)
見た目や注いだ時の特徴をまとめると、
クラシック
- THE 黄金色
- 炭酸は少し抑えめ
- 泡はふつう
黒ラベル
- クリアな黄色
- 炭酸は一番強い
- 泡もちがよかった
(説得力ない)
エビスビール
- 茶色と黄色の中間
- 炭酸は少し抑えめ
- 泡は超きめ細かい
それでは実際飲んでいきます。
いざ!実飲!
黒ラベル
- キレがあるけど麦の旨味強い
- ごくごく飲んだ時ののど越しが一番良い
- 一般的なビールの苦さがある(苦手な人は苦手?)
良い意味でも悪い意味でもビールらしい味です。
居酒屋のビールと言えばこの味って感じですね
最大の特徴はキレがあるのに旨味がしっかりしてることでしょうか。
公式HPをのぞいてみると、「旨さ長持ち麦芽」という
ビールの風味が劣化しにくい特別な大麦を原料として使用しているようです。
エビスビール
- 味の深みがヤバい 色んな種類の旨味がする
- 泡がおいしくクリーミー
- ずっしり重たい味
いわゆるプレミアムビールにあたるエビスビールですが、
味の深さというか豊かさがヤバいです。
他の2種はビール+食事を想定していると思いますが、
エビスビールはこれ単体で完結してしまう味わいですね。
主食として行けそう。
クラシック
- 圧倒的に苦味が少ない
- 特有の爽やかな香りがする(アロマホップ由来?) ちょっと酸味
- スッキリした味なのに不思議と旨味もある
というのがクラシックの特徴です。
総じて癖が無くてとにかく飲みやすいのが特徴ですね。
クラシックはビールが苦手な人にも非常に好評で、
北海道の20歳はこれを飲めばビールを嫌いにならずに大人になれます。
体感だけど、北海道の若い人は他の地方よりもビール好きが多い気がするよ。
クラシックのおかげなのかな?
ペアリングをやってみよう
ペアリングの基礎
ペアリングとは「お酒に合う」ような料理を見つけることです。
ハイボール×唐揚げみたいな感じですね。
ビールのペアリングを考える上でこの本がとても役立ちました!
こちらの本の中ではビールのペアリングを考える際に
「美味しさの因数分解」「4つの法則」で考えています。
「美味しさの因数分解」
=食べ物やビールの味の特徴を細かく分解してみる
「4つの法則」
- 「一緒」の法則
同じ要素をもつものを合わせる - 「置換」の法則
既に合うと知られているものと置き換える - 「味変」の法則
違う系統の味を合わせてみる - 「対比」の法則
あえて対比的な味のものを合わせてみる
ペアリングを考える際には、
「美味しさの因数分解」で細かい要素に分けた後、
それぞれの要素に「4つの法則」を当てはめてぴったりの食べ物を見つけます。
詳しくはこちらの本を見てみてください!
私なりにサッポロクラシックを分析してみました。
サッポロクラシックを分析してみた
サッポロクラシック
軽やかな麦の味
炭酸控えめ
スッキリ旨味
爽やかな酸味
「一緒」の法則
小麦料理
「一緒」の法則
柔らかめのもの
「対比」の法則
味が濃い目の
料理
「味変」の法則
こってりの
肉料理
チーズ系ピザ、クリーム系パスタ、豚の角煮、ジンギスカン、ザンギ など
こんな感じになります。
あくまでも一例なので、皆さんも考えて自分なりのペアリングを見つけてください。
私なりの考察ですが、
麦の味がしっかりするけど軽やかということで、
ピザやパスタなどの小麦系の主食が合うのかなと思います。
クラシックの軽やかさと対比するためにも
あえてこってりしたチーズ系やクリーム系の味がおすすめです。
また、クラシック自体が爽やかでスッキリしている味なので、
こってりした肉料理と対比的に合わせるのもありです。
北海道名物ジンギスカンと合わせるならクラシックが一番ですね。
こうやって見ると
クラシックは北海道名物に合うように作られたのかもね。
最後に
また、今回紹介したサッポロクラシックは北海道限定と言いながら
ふつーにAmazonや楽天で買えます。
各地の北海道物産展などでもほぼ間違いなく置いてます。
お見かけの際にはぜひ買って下さいね。
クラシックもとっても美味しいですが、まだまだ序の口です。
北海道ビールのは本当にレベルが高いので、次回以降もぜひ期待していてください。
それでは、私もビールが飲みたくなってきたので今日はここまで!
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